■定形外郵便物 窓口での厳しい厚さチェック 職員によって違う

郵便窓口の職員による「さじ加減」次第で料金が高い方の規格外にされる可能性もあるよという話です。
ある日、定形外郵便に該当する郵便物を出そうと自作の厚さチェック用定規で測定すると、ギリ3cmありました。
つまり規格内の料金になるのですが、ギリ3cmと記したように丁度3cmなのです。
定規の開口部に封筒を通し軽く手で引っ張ってスルッと通るサイズです。
2.96cm幅で作った定規で3cmまでの差が僅か0.4mmですが余裕があります。
0.4mmというと郵便局で売られているハガキ2枚分の厚さです。
コピー用紙だと4.4枚分となります。
今までの経験上、郵便局の窓口でのチェックでも問題なく規格内で通り規格外にはならないサイズです。

定形郵便用の長形3号の封筒を使い重量が50g内で厚さ3cmですから規格内で120円の郵便料金のはずです。
さっそく近所の小さな郵便局に持って行き「定形外郵便で」と伝え用意されているハカリに載せると職員がタッチパネルらしきもので操作した後に表示された金額が200円でした。
「え?200円ですか?」と驚くと、ハカリから郵便物を取り厚さチェック用の定規に通しながら「ほら、通らないでしょ?」と私に見せるわけです。
郵便物の一番厚みのあるところを定規の開口部のエッジにコツコツッと当てながら通らないから規格外になるんだよと見せつけるわけです。
「おかしいなぁ軽く通るはずなんだけど」と思いながらも近所で利用する郵便局なので今後の事も考え「それじゃ一旦持ち帰ります」と引き揚げてきました。
窓口での対応を思い返しながら帰ってきたのですが、そういえば料金表示する前に厚さのチェックをしていなかったよなぁ〜、ということは見た目で規格外と勝手に判断しハカリを規格外に設定して重さだけで料金表示したわけです。
私が無知な人なら何も疑わずに表示された200円を支払って終了という流れだったのですが「え?200円ですか?」と驚いたことで定規で測らざるを得なくなったのです。
ところが窓口の職員さんが悪気の無い普通の人だったら「たぶん規格外になると思うのですが、測ってみますね」と測ってスムーズに通るなら規格内に変更・・・となると思うのですがその職員さんは意地が悪いのでしょうか、バツが悪かったからでしょうか、規格外前提、3cmの枠には通らない前提という風に「ほら、通らないでしょ?」と郵便物を定規に引っ掛けるように通すわけです。
通るかな?という作業ではなく通らないように作業し「通らないでしょ?」とアピールするのです。

郵便物が3cmジャストなら定規の開口部に対して真っ直ぐな状態(垂直)で通さないと絶対に通りません。
少しでも角度がつくと必ず引っ掛かります。
郵便局窓口で使われている【厚み】のあるしっかりとしたプラスチック製定規ですと尚更その影響が出ます。
厚みがある分、正確に測れるのですが、しっかりと垂直でチェックをしないと2.9cmであっても郵便物が引っ掛かり通らなくなります。
言い方を変えると職員の通し方次第で引っ掛かるようにも出来るわけです。
2cm程度のものを引っ掛かるように通そうとすると定規に大きく角度がつき誤った測定だと誰の目にも明らかですが3cmに近ければ近いほど少しの角度を付けるだけでバレ辛く小細工できるのです。
イメージできますかね。

担当した職員さんが端から通す気ゼロ、判断は間違っていないし間違っていないことを証明したいだけのアピールだったので今回は私が引き下がって、これはこれで良かったのかもしれません。
例え通し方を指摘し規格内で郵便物を出したとしても「気分の悪さ」は今以上でしょう。
「自分の過失を認めたくなかったから小細工したんだな」「あの人、かなり意地の悪い人なんだ、正体が知れたわ」、「次からは遠くなるけれど違う郵便局へ行こう」という話でした。

その後郵便物は他の郵便局へ持って行き当たり前ですが規格内で出してきました。
で、面白いのが他の郵便局を探すのにグーグルマップを使ったのですが、問題のある職員さんがいる郵便局の評価欄に「ここの郵便窓口の女性は郵便物の厚さ等のサイズに異常に厳しく・・・」「何度も何度も確認(測定のこと?)される」なんて書き込みが総書き込み量の半分を占めていて笑ってしまいました。
「きっとあの人のことなんだろうな」と・・・あ〜ヤダヤダ。

-教訓-
近所に郵便局が何件かあるなら選びましょう。
なければその人の勤務時間外や休日を狙いましょう。
若しくは切手を買い貼り付けてポスト投函。
明らかに職員の測定方法の間違いが原因ならやんわりと指摘しても良いかも。
相手によるよね〜微妙だよね〜。



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